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STILL

Nyx(ニュクス)の吐息はいつも優しく あたしを女に変えていった
静けさに惑うあたしの心は 戻れない昔にしがみつく

抱かれたことを悔やんでる訳じゃない あたしを忘れた貴方に伝えたい

  STILL… Oh Still lovin' you 偽りだらけの愛でもいいから
  STILL… Oh Still lovin' you せめてあの夜だけは真実だったと
  想わせて… STILL…



似合わぬルージュでくちびる濡らす 鏡の中のあたしが泣いてる
白く降りそそぐSeleneの光(ナミダ)は 傷ついた心を綺麗にするよ

遊ばれていただけなんて信じない 夢はいつしか醒めるものと知っていたけど

  STILL… Oh Still lovin' you 偽りだらけの愛でもいいから
  STILL… Oh Still lovin' you せめてあの夜だけは真実だったと
  想わせて… STILL…



抱かれたことを悔やんでる訳じゃない あたしを忘れた貴方に伝えたい

  STILL… Oh Still lovin' you 偽りだらけの 愛でもいいから
  STILL… Oh Still lovin' you せめて あの夜だけは真実だったと
  想わせて… STILL…


Copyright 氷の翡翠 1987

【解説】
 女の子には好きな人が居ました。そのお相手の男は女の子に思わせぶりな態度をとっていたのですが、いつの間にか拒否する様になってしまい、女の子はとても落胆しました。男が冷たくなった理由は知りませんし、それまでどんな付き合いがあったのかも知りません。ただ、泣いてた女の子の気持ちを想像して作ったのがこの曲です。あ、曲といってもアップしているのは歌詞だけですが、そこは触れないで(笑)。

【どうでもいい解説】
 この歌詞『STILL』は私の中でもレアな作品です。何がレアかというと、私が作詞をする際にほぼ使わない単語が含まれているから。その単語はプロの歌詞でも当たり前の様に出てくる以下の2つ。

  『愛』『恋』

私の偏見かもしれませんが、多用すべき単語では無い様に思うんです。安易に使用することで、歌詞に込めた気持ちが『軽い』と思わやしないかと不安になります。なんてことを言いながら、ほかの人の歌詞を読ませてもらって『愛』『恋』が使われてても、まったく気にならない(本当)どころか「うまく使ってるな」と感心したりするぐらい。なんといいますか、多分私の自分自身へのこだわりなだけなんでしょうね。